小石川後楽園、唐門の扉部分の彫刻

岐阜県関ケ原にある社寺建具をされている共栄木工様からお仕事いただきまして、東京にある小石川後楽園の唐門の扉部分の彫刻をさせていただきました。

社寺建具屋 株式会社 共栄木工https://www.okajima-h.co.jp/kyouei/news/p2707

東京から建築士の方や東京都の職員の方、建設会社の方などが打ち合わせにいらっしゃって、ほとんど潰れて見えない古い写真から彫刻部分の絵を描いていかなければならなくて「これ無理ですよね?」という感じでした。

文化財の復元って色んな意味で大変なんだと良い体験をさせていただきました。

扉部分の彫刻だけだったので、大した苦労はなかったのですが、扉の上の方の彫刻は別の方たちがされたそうで、本当に大変だったという話を聞きました。(色んな意味で・・・)

こちらは最終的には設計士さんが描いた絵をそのまま彫らせていただいたので、ある意味楽をさせてもらったと思います。

先日、大河ドラマの「晴天を突け」を見ていたら、最後のところで小石川後楽園の唐門が映り思わず「あ!」と声を上げてしましました。

という仕事。


こちらは本番ではなく、まず有識者の人に見せるための見本を作ってる動画


木彫りの里上丹生 森彫刻所

滋賀の伝統工芸、木彫刻ー森彫刻所 祇園祭「大船鉾の龍頭」をはじめ、 神社、寺院の彫刻、仏壇彫刻、看板、山車、仏像、干支、修復、など彫刻の仕事をさせていただいています。