森彫刻所について
森彫刻所紹介
私たち森彫刻所は、滋賀県米原市丹生に作業場をかまえ、初代 森秀男(1900年~1963年)より二代目 森望、森哲荘 三代目森靖一郎、森徹雄と三代にわたり木彫の里上丹生で仕事を続けてまいりました。
森彫刻所の職人と作業場の紹介
森哲荘
1946年生まれ。米原市下丹生で、15歳から55年、父・秀男のすすめに従い、木彫の道に入り木彫一筋に生きてきた職人です。全盛期は仏壇彫刻を主とし、彦根仏壇 彫刻部門の伝統工芸士となりました。
現在はNPO彦根仏壇伝統工芸士会に所属しています。
兄同様、木彫刻ならなんでもこなし、暇なときには自分の作品作りにいそしむ 「根っから木彫が好き」と自負しています。
2016年に京都、祇園祭、大船鉾の竜頭を制作させていただいたご縁で、京都彫刻職工の名跡、九山新之丞の名を襲名させていただきました。
森靖一郎
1974年生まれ、短大を卒業後、20歳より今の仕事に就きました。叔父森望、父 哲荘に師事。職歴20年目、現在森彫刻所の代表を務めています。
平成22年より彦根仏壇、彫刻部門の伝統工芸士となり、現在NPO彦根仏壇伝統工芸士会に所属しています。
森徹雄
1976年生まれ、職人歴20年。高校卒業後、叔父の森望に弟子入り。仕上げの綺麗さが喜ばれています。
仕事が空くと仕事の資料にするため神社やお寺の彫刻の写真を撮影しに行くなど、日々学ぶ姿勢を大切にしています。
森望
1936年生まれ、職人歴66年。 中学卒業後、父 秀男に師事し この道に入る。
昭和52年、春日大社 大太鼓の復元に携わりました。
木彫刻なら大概のことはこなすオールラウンダー。
「どんな仕事でも断らず何とかやってきた」と謙虚ながらも誇りを持って仕事を続けてきました。
そして、職人を育てることにも熱心に心を傾けてきました。
人柄は気さくで、若きころより 道具と骨董の世界に親しんでいます。
作業場紹介
森彫刻所
倉庫兼作業場
倉庫兼作業場では社寺彫刻の虹梁など長さのあるものでも作業することができます。ホイストもついているので重量のあるものでも、積み下ろしできます。
概要・沿革
森彫刻所の概要
屋号
森彫刻所
所在地
〒521-0034 滋賀県米原市下丹生613
TEL:0749-54-2995 FAX:0749-54-2995
WEBアドレス:http://www.morityoukokusyo.com/
E-Mail:morichyoukokusyo@gmail.com
代表者
森靖一郎
事業内容
社寺、仏壇、仏具、仏像、山車の木彫刻の作成
木彫刻置物、木製看板、の作成
木彫刻の修復
加盟団体
滋賀仏像作家協会(森望、森哲荘、森徹雄)
NPO彦根仏壇伝統工芸士会(森哲荘、森靖一郎)
上丹生木彫組合(森望、森哲荘、森靖一郎)
資格
彦根仏壇伝統工芸士(彫刻部門)(森哲荘、森靖一郎)
滋賀県立文化産業会館びわこ文化センター、木彫教室講師(森哲荘)
おもな仕事の沿革
1990
桑名石取祭、彫刻 入江葭町(三重)
1991
桑名石取祭、彫刻 三崎通り(三重)
1996
社寺建築彫刻 法心寺 西の宮市(兵庫)
2000
だんじり祭り 台輪彫り(波に鯉) 岸和田(大阪)
2001
だんじり祭り 台輪彫り(波に亀・宝船) 堺市(大阪)
2001
だんじり祭り 唐獅子牡丹 堺市(大阪)
2004
井伊神社、拝殿、正面鳳凰修復 彦根市(滋賀)
2005
藤森神社 神輿「深草号」 木彫の修復 (京都)
2013
社寺建築彫刻 妙典寺 徳島市(徳島県)
2013
社寺建築彫刻 井伊神社 本殿 彦根市(滋賀県)
2014
柳津八幡神社 随身(俗称:右大臣左大臣) 左近衛中将の復元 右近衛少将の修復(岐阜)
2015
社寺建築彫刻 水天宮 日本橋(東京)
2016
祇園祭 大船鉾 竜頭(京都)
その他、社寺建築
永福寺 甲賀市水口町(滋賀)
里根 日吉神社 彦根(滋賀)