2025.04.11 08:28森哲荘 回顧展 2025年4月12日~5月6日2024年3月6日に無くなった父、森哲荘の回顧展をすることになりました。この展覧会は、父、森哲荘の生前の作品を、多くの方に見ていただくことを目的としています。父の残した作品の多くは宗教的なものが多く、一見関係なさそうな作品でもその裏には宗教的な背景が隠れています。この展覧会を通じ...
2025.02.28 06:25懸魚、ヒレ、六葉の彫り方神社、寺院建築で使われる懸魚と六葉という装飾の彫刻です。古い山門の修復で古くなった懸魚を新しく作り直すことになりました。懸魚ヒレをどういうデザインにするかで、宮大工さんと話し合い京都の永観堂のヒレのデザインで作ることになりました。
2024.12.28 10:26竜の彫刻、蟇股、神社竜の蟇股の彫刻長浜天満宮が道路拡張のため新調されるということでお仕事させていただきました。写真の竜は正面の向拝の蟇股です。両面だったので結構大変でした。
2024.12.28 10:17蟇股、雲鶴、波に兎、神社彫刻長浜天満宮、蟇股の彫刻、波兎、雲鶴蟇股と言うとカエルが四股を踏んでいるような外枠がつくものと、外枠は付けずに彫りだけものもとありますが、今回は彫だけです。枠が付くと彫りにくいのでやり易い。しかし見積の見本と、宮大工さんが持ってきた材料の厚みが違っていて「大分厚いやないか!」と思っ...
2024.12.28 10:00脇障子、神社彫刻、松竹梅長浜天満宮脇障子の彫刻、脇障子は神社の両脇に入る彫刻です。図柄は「松竹梅」で縁起の良いものになっています。松も色々とやり方があるんですが今回は出来るだけもとあった見本に近いように彫りました。松の樹皮はちょっと考えさせられました。
2024.12.28 09:50手挟み、牡丹、神社彫刻長浜天満宮手挟みの彫刻、図柄は牡丹です。手挟みも見た目以上に手間のかかる仕事なんです。シンプルな唐草なら手間はかからずに済みますが、両面彫りますので辻褄を合わせなければなりません。
2024.12.28 09:45木鼻、獅子、獏、神社彫刻長浜天満宮宮大工さんから見本の獅子と獏の木鼻の顔を「もうちょっとカッコよくして!」と言われたので、顔の感じを変えてみました。速くほしいを言うことだったので、兄に獅子を、獏は私が彫りました。ちなみにもともとついていた獅子と獏は確かにお顔はいまいちですが、体は出来るだけ手間を入れずに...
2024.12.28 09:36桁隠し、神社彫刻、雲鶴長浜天満宮桁隠しの彫刻、桁隠しと言うのは建物を横に通っている柱か垂木の木口を隠すためのものです。柱の木口が見えているとみっともないとか、木口が風雨によって劣化するのを防ぐためとかあるみたいです。図柄は雲に鶴です。
2024.12.28 09:28笈形、神社彫刻、雲鶴長浜天満宮笈形の彫刻、笈形は神社側面の屋根の下、三角形のところに入る彫刻です。図柄は雲鶴長浜天満宮の仕事は鬼板以外はすべて木曾ひのきでした。木曾ひのきと言えば木材の中でも最高級品、柔らかくて彫りやすいというイメージがあったのですが、笈形を彫ったこの部分は何故か硬い。そしてやりにく...