照明の彫刻(唐草)
制作風景をYoutube動画にしました。
照明の彫刻(唐草)
一から照明の彫刻など手がけたことなかったのですが、頼まれかからには「エイヤぁー」と取り組みました。
何度も現場に通って、悪戦苦闘の末やっと取り付けることが出来ました。
おかげで照明をとり付けるノウハウを習得したよ。
お客さんに「わー、美術館みたい!」と言われたときはうれしかったなぁ。
そもそも照明に彫刻を入れること自体無理があると思います。
というのも、照明の細い枠の厚み以上に、木材の厚みを取れないから、どうしても薄い彫しか出来ません。
厚みの無い薄い彫では、説得力のないショーもないものになってしまう。
今回は木地師さんに無理を言って何とか形になりました。
なぜ、照明に入れる彫刻がないのか?あったとしてもつまらないものしかないのか?
常々疑問だったのですが、自分でやってみてその理由がよくわかりました。
(続)私の実感ですが、照明は枠が薄ければ薄いほどデザインとして洗練された感じになると思います。
しかし彫刻を入れようとすると、枠が厚くないと彫刻を入れられない。
枠が厚くなると野暮ったくなってしまう。
木地師さんには何とかダサくならないギリギリを攻めてもらったと思います。
0コメント